終盤国会の最大の焦点である政治資金規正法の改正は6日、自民党の修正案が衆議院を通過する見通しです。

5日の衆議院・政治改革特別委員会では、午後、岸田首相に対する質疑もした上で採決が行われました。

野党案はいずれも否決され、自民党が、公明党と日本維新の会の主張を踏まえて修正した案が、3党などの賛成多数で可決されました。

6日午後の本会議で衆議院を通過し、参議院に送られる見通しです。

立憲民主党・岡田幹事長は「(参院でも)しっかりと主張をしながら、自民案に対して修正を求めていく」と述べました。

一方、自民党の法案提出者の鈴木馨祐議員は、「今後の審議にも真摯に臨んでいきたい」と強調しました。

公明党に加え、野党の一部からも協力を得られたことで、この国会での成立は確実な情勢です。

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