岸田文雄首相は7日、首相官邸で自民党「日・グローバルサウス連携本部」の小林鷹之本部長らと面会し、グローバルサウスと呼ばれる新興・途上国との関係強化を求める提言を受け取った。首相は「議連のあり方を含めてより党として効果的な外交活動をやっていかなければいけない」と発言した。
小林氏が面会後、記者団に明らかにした。提言は各省の政務三役の出張のあり方を戦略的に検討すべきだと唱えた。米欧に限らずグローバルサウスとの関係強化につながる訪問先の選定を求めた。
資源・エネルギー・食料などの安定的な供給網の確立にも言及した。海外事業で経済安全保障の観点から民間企業が抱えるリスクを低減させて事業性を補完する仕組みについて、法改正も視野に検討する必要があると主張した。
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