立憲民主党の吉田統彦衆議院議員は、自らが代表を務める政党支部に、3年間でおよそ5000万円の寄付をして税優遇を受けていたことについて「適切な行為だ」と主張しました。

立憲 吉田衆院議員
「裏金の還流をするためにそういった手法を使ったり、あるいは議員歳費を寄付することによって税の還流を受けるといった行為とは全く異なることでありまして、困惑をしている次第でございます」

 吉田氏は代表を務める「立憲民主党愛知県第1区総支部」に2020年から3年間でおよそ5000万円を寄付し、所得税の一部を控除する税優遇を受けていました。

 これについて吉田氏は医師としての収入や不動産収入などを充てたものだと説明し、ANNの取材に対して「身銭を切って寄付した資金であり、寄付は事務所スタッフの雇用を守るために必要不可欠」だと強調しました。

 派閥からキックバックを受けた自民党議員らが寄付による税の控除を受けたことが問題視されていますが、吉田氏は「裏金に関して控除を受けていると疑念を持たれている事案とは全く異なる」と正当性を主張しました。

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