共産党は6日、第2回中央委員会総会を東京都内の党本部で開いた。田村智子委員長は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を「党ぐるみの組織的犯罪」と批判。次期衆院選に向け「自民政治を終わらせる大攻勢をかけよう」と呼びかけ、党員拡大の取り組みを進めるよう訴えた。1月に就任した田村氏の下での中央委総会は初。
田村氏は、裏金事件に関与した自民議員の処分を「事実解明に幕引きを図るものだ」と指摘。岸田政権の経済政策を失敗だと断定し、日本が直面する課題は「自民には解決できない」とした。
今後2年間で約25万人の党員を27万人に回復させるなどの目標も示した。総会は7日まで。(共同)
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