政治資金規正法の改正をめぐり、自民党の森山総務会長は、公明党の主張を受け入れて法案を修正したのは「当然のことだ」と述べました。

森山総務会長は、「迷惑をかけたところ(自民党)が、迷惑をこうむったところ(公明党)の言うことに謙虚に耳を傾けるのは、当然のことではないかと」と述べました。

自民党は、パーティー券の購入者の公開基準を公明党が主張した「5万円超」に修正しています。

森山総務会長は6月8日、鹿児島市で「何としても今の国会で成立させ、国民の信頼を取り戻す」と強調しました。

一方、福岡市で講演した麻生副総裁は、「政治資金の透明性の向上を図るのは当然だ」としたうえで、「政治活動の基盤を維持するために一定の政治資金が必要なのは言うまでもない」「将来に禍根を残すような改革は、我々は断固、避けなければならない」などと述べました。

また、「自民党に逆風が吹いている」として、「一人一人が党の再生に力を注がなければならない」と訴えました。

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