人手不足などによるバスの大幅な減便が続く中、福井市は市の職員に、退職後、運転士としてバス会社に再就職することを促したいとの考えを示しました。
      
福井市では、にぎわいづくりの拠点として市の中心部にアリーナを建設する計画が
示されています。10日の市議会では、市がアリーナへのアクセスとして公共交通機関の利用を呼びかけていることに対し、議員が「バスの減便が続く中、計画性がなく無責任ではないか」と指摘しました。
 
これに対し市は、「大型第一種免許を取得している市職員や退職予定者らに意向を確認し、周知を図ることで一人でも多くの採用につなげていきたい」として、市の職員に運転士としてバス会社に再就職することを促したいとの考えを示しました。
  
こうした取り組みで、利用者への影響を最小限にとどめたい考えです。  

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