元号法が施行

1979(昭和54)年 元号の法的根拠となる元号法が公布・施行された。天皇制の象徴として一部から批判のあった元号は、日本国憲法、改正皇室典範には記述がなく、戦後長らく慣習として「昭和」が使われてきた。今上天皇在位中に法制化が必要として大平正芳内閣が国会に法案提出し、賛成多数で成立した。

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その他の出来事

日本初の鉄道が部分開業

1872年(旧暦:明治5年5月7日) 日本初の鉄道である新橋駅(のちの汐留貨物駅、現在廃駅)~横浜駅(現桜木町駅)のうち品川~横浜間で仮営業を開始。初日は2往復のみ運行し、翌日から6往復に増便。同年10月14日(同9月12日)、新橋~横浜間の開業式典が新橋駅で行われ、翌日、全線での正式営業が始まった。運行本数は1日9往復。

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原子力船「むつ」が進水式

1969(昭和44)年 原子力船「むつ」の進水式が石川島播磨重工業(現IHI)東京第2工場で、皇太子夫妻(現上皇夫妻)、佐藤栄作首相らが出席して、開催された。原子炉据え付け、燃料装荷後の74年の試験航行で放射線漏れが発生。係留地の青森県むつ市で漁民らの寄港反対運動が起こり、洋上漂流。78年に長崎県佐世保市の受け入れが決まり、改修工事が行われた。91年、地球2周分を原子力で航行したが、翌92年に原子力船としては廃船となった。原子炉を撤去した後、現在は海洋調査船「みらい」として活用されている。

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