全国市長会は12日、東京都内のホテルで定例の総会を開き、3期6年にわたって会長を務めた福島県相馬市の立谷秀清市長の後任に広島市の松井一実市長が就任することを決めました。

任期は2年間です。

松井氏は広島市出身の71歳。昭和51年に旧労働省に入り、厚生労働省の中央労働委員会事務局長などを経て、平成23年の広島市長選挙で初当選し、現在4期目です。

松井氏は就任のあいさつで「少子高齢化や人口減少など、社会経済情勢が大きく変化する中、都市自治体が直面している多岐にわたる課題の解決に向け、皆様の英知を結集したい」と呼びかけました。

そのうえで「すべての住民が、それぞれの地域で互いに支え合いながら、たおやかに穏やかに暮らすことができる、真の地方分権・地方創生を実現すべく、諸課題の解決に鋭意取り組んでいきたい」と抱負を述べました。

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