12日午後、小池百合子東京都知事は、都議会で次の知事選への出馬を表明しました。12日、関西テレビの番組「旬感LIVE とれたてっ!」にコメンテーターとして出演した橋下徹氏は、小池知事の出馬表明を受けて次のように述べました。
「蓮舫さんもそうですし、小池さんもそうなんだけど、ちょっと駆け引きをやり過ぎかなと思いますね。我々は都民じゃないので、一票はないですけれど、日本の首都のリーダーを選ぶので、我々にも影響してくるからね。もっと早く公約を出し合って1カ月ぐらいはメディア通じて、いろんな人が議論するっていう期間が必要だったと思いますよ。駆け引きだもん。大阪なんかだともう1カ月前とかそれ以上前ぐらいから公約が出てメディアを通じて、ワーワーとみんなが言う。そういう時間があったんですけど、あと1週間ですよ、告示まで。告示になれば地上波テレビは、いろんな問題があるけれど、候補者全員を出すことはできない状況なので、1週間しか取り上げることができないんじゃないですかね」
橋下氏はこのように述べ、もっと早く表明すべきたったと見解を述べました。
■公約「ギリギリまで出さないのでは」
また、現職としての戦い方や、公約を明らかにする時期について次のように話しました。
「小池さんは都知事という役割で活動を継続できるので、メディアは都知事という役回りで放映しているから、あえて選挙戦やらなくても現職はいいんですよ。蓮舫さんは露出しないことにはメディアが追いかけてくれないから早く公約を出さないと。小池さんが出すまで自分は出さないみたいなことを言っているけど、小池さんも、これまたギリギリまで公約を出さないんじゃないのかな」
■注目の都知事選 7月7日に投開票
都知事選挙は、6月20日に告示、7月7日に投開票で、立憲民主党参院議員の蓮舫氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏、タレントの清水国明氏、元衆議院議員の小林興起氏など40人以上が立候補の意向を表明していて、候補者数は過去最多になるとみられています。
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