小池百合子知事は定例会見で、知事選の公約を6月18日に発表すると明らかにした
訴えていきたい政策や争点については「子育て政策、チルドレンファースト。私の一番大きな政策の一つだ」と強調した。 厚生労働省が5日に発表した2023年の人口動態統計(概数)で、1人の女性が産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率が東京で0.99だったことを受け、「残念ながら1を切ったが、何とか踏ん張っているのが現状だ。結婚や出産はリスクではなく幸せにつながる、そういった社会をまた取り戻していく必要があるんじゃないかなと思っている」と述べた。 「人口問題は本来国でやるべきだ。ショックは1.57からずっと続いているのに、これまで何をしてきたんですか、ということが問われる。東京として今やるべきことを率先してやっている」とし、育業のさらなる推進などを掲げた。多発する災害への対応や首都防衛、感染症対策などもテーマだとした。 知事選で対抗馬となる蓮舫参院議員(56)=立憲民主党に離党届提出=が「小池都政をリセットする」と発言したことには、「(リセットされた場合)困るんじゃないですかね」と一蹴。「これからもっとよくしていきたいという風に考えている。今、こういった流れをしっかりと加速、前進させることが都民にとってのプラスだ」と話した。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。