鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原子力発電所1号機の定期検査が、6月14日から始まりました。
九州電力は14日未明から、川内原発1号機の出力を徐々に下げ始め、午後0時34分に原子炉を停止し、約3カ月間の定期検査に入りました。
原子力発電所の定期検査は13カ月に一度実施することが法令で定められていて、今回は原子炉本体や非常用設備など120項目の検査が行われるほか、157体ある燃料集合体の一部が新しいものに交換されます。
点検中は最大で約3000人が原発内で作業を行います。
順調に進めば、8月下旬に原子炉を再稼働し、最終検査を経て9月下旬には通常運転に復帰する見通しです。
また川内原発1号機は、7月、40年の運転期間が終了しますが、2023年11月、国が運転延長を認めたたため、7月4日から20年の運転延長期間に入ります。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。