海上自衛隊が青森県の八戸航空基地で試験運用している、大型無人機シーガーディアンが6月13日夜、鹿児島県鹿屋市の鹿屋航空基地に飛来しました。

有人の哨戒機が担っている警戒監視任務を代替できないか、今後、試験飛行が行われる予定です。

大型無人機シーガーディアンは今回、東シナ海での警戒監視活動を見据えて、海上自衛隊鹿屋航空基地に飛来したもので、長さ約12メートル、幅約24メートルで、最長で24時間飛行できます。

鹿屋航空基地では機体の点検や燃料の補充などを行い、午前11時ごろに青森県の八戸航空基地に帰りました。

シーガーディアンは6月10日、初めて鹿屋市の上空を飛行しました。

11日に鹿屋基地で離着陸する予定でしたが、電源系統の不具合や天候不良で、これまで3度に渡って延期されていました。

鹿屋航空基地では、7月から2024年9月にかけて、東シナ海で有人の哨戒機が担っている警戒監視任務を代替できるかどうか、試験飛行が行われる予定です。

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