立憲民主党・枝野幸男前代表(発言録)

 私が岸田文雄首相なら、(19日に予定される)党首討論で「解散します」と絶対に言う。ラストチャンスだから。そこで、全国民に向けてテレビ(中継)の前で言うしかない。

 内閣不信任は通信簿だ。年中行事として、学生なら通信簿があるように、会期末に内閣を信任していなければ「不信任」を出さなければおかしい。出すべきかではなく、出さない時に特別な理由がいる。そういう制度だ。

 (米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移転工事は)政権交代をしないと止まらないが、政権交代をしたら必ず止まるとは言わない。外交交渉であり、米国を無視して一方的に止めることはできない。ただし、本当にきちっと交渉すれば米国は同意するはずだ。それは自信を持っている。

 (工事を)止めるための努力は我々もする。いつ、どうできるかは責任持ったことは言えないのが現実。私はこの現実をしっかりと、いまから言わないといけない。

(さいたま市での記者会見と講演会で)

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