沖縄県議選（定数48）の投票が16日、県内各地で始まっている。即日開票され、深夜に大勢が判明する見込み。国が進める米軍普天間飛行場（宜野湾市）の名護市辺野古への移設に反対する玉城デニー知事を支持する県政与党が過半数を確保できるかが最大の焦点となる。

  • 自民は「党隠し」、知事派は辺野古語らず裏金批判　変わる沖縄県議選

　75人が立候補。朝日新聞などの事前アンケートでは、玉城県政に対して与党的な立場が32人、野党的立場が33人、中立的な立場が10人。

　13選挙区のうち、石垣市区（定数2）は無投票となり、県政与野党の現職2人がそれぞれ当選を決めている。

　告示前の県議会は、立憲民主や共産、社民などの県政与党が24人、自民や公明、維新などの県政野党が24人で同数だった。採決に加わらない議長を野党から選出しているため、与党が議会運営の主導権を握っていた。（小野太郎）

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。