岸田首相は、訪問先のイタリアからスイスに向かう際、空港で記者団に今の国会での衆議院の解散について問われ、「今は考えていない」との認識を示した。

岸田首相は、「(6月23日の)会期末まで残りわずか。政治改革をはじめとする先送りできない課題について全力で取り組んでいる」「結果を出す、このこと以外については今は考えていない。(この考えは)今現在も変わっていない」などと述べた。

また岸田首相は、政治資金規正法の改正案について「多くの質疑に答え、丁寧に対応してきた。成立に向けて引き続き全力を尽くしたい」と述べた。

19日に予定される党首討論については、「日本が直面する国内外の先送りできない課題について大所高所から議論を行う場だ。党首討論の趣旨にかなう議論をしたい」と述べた。

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