3月に行われた秋田県羽後町の町議会議員選挙で当選した町議の陣営の運動員23人が、選挙運動の報酬で食事を提供したり、受け取ったりしたとして、公職選挙法違反の疑いで書類送検された。
6月14日に公職選挙法違反の疑いで秋田地方検察庁に書類送検されたのは、3月24日に投開票が行われた羽後町議選で当選した、後藤忠保町議の陣営の運動員23人。
警察によると、このうち60代女性は、他の運動員に対して選挙運動の報酬として総額6万3900円相当の食事を提供した疑いが持たれている。
70代男性は食事の提供または受け取った疑い、残る21人は食事を受け取った疑いが持たれている。
秋田テレビの取材に対し後藤忠保町議は「陣営が疑義を持たれたということは、知らぬ存ぜぬというわけにはいかない。最終的な司法の判断を待ちたい」と話している。
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