立憲民主党は衆議院東京15区の補欠選挙に元江東区議の酒井菜摘氏を擁立すると発表しました。これを受け、共産党は候補者一本化に向け前向きな姿勢を示しました。

立憲民主党 酒井菜摘氏
「江東区では驚くばかりの不祥事が続いていることや現在の国会における裏金問題では全く説明責任が果たされておらず、政治不信が増大していることに1人の政治家としてとても悔しく無念の思いをしております」

 酒井氏は元看護師・助産師で、江東区議会議員を経て2023年に江東区長選に無所属で立候補し、次点で敗れています。

 一方、共産党の小池書記局長は「一本化を図って岸田政権に厳しい審判を下す選挙したい」として、野党一本化に向けてすでに擁立を発表している小堤東氏との候補者調整に前向きな姿勢を示しました。

 衆議院東京15区の補欠選挙にはファーストの会の副代表で作家の乙武洋匡氏が立候補の意向を固めていて、無所属で出馬し、自民党が推薦する方針です。

 また、これまでに無所属で須藤元気氏、日本維新の会の金沢結衣氏、参政党の吉川里奈氏、諸派の飯山陽氏、無所属の秋元司氏が立候補の意向を明らかにしています。

 衆議院の補欠選挙は4月16日に告示、28日に投開票です。

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