立憲民主党は１９日、臨時の執行役員会を開き、岸田内閣に対する不信任決議案を２０日午前に衆院へ単独提出することを決めた。自民党派閥の裏金事件を受けた政治改革を巡り、岸田政権の再発防止策では不十分だと判断した。日本維新の会や国民民主党など他の野党にも賛同を呼びかける。通常国会会期末の２３日を前に、与野党の攻防は最終局面を迎えた。 　役員会後、泉健太代表は「党首討論で、岸田文雄首相に改正政治資金規正法が不十分だとの認識がないことが明らかになった」と記者団に述べた。 　維新の馬場伸幸代表は記者会見で、不信任案について「反対することは厳しい」と述べ、賛同する考えを示した。


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