東京都知事選のポスター掲示板は48人分の候補者しか貼れない

東京都選挙管理委員会は20日、同日告示された都知事選で立候補者が貼るポスター掲示板が不足する場合、候補者自身で増設してもらうと発表した。都選管は最大48人分のポスターが貼れる掲示板を用意しているが、同日午後1時時点で掲示板の数を超える51人が立候補を届け出た。

都選管は立候補届け出の受付で、アクリル板や画びょう、テープの3点を支給する。掲示板の端にアクリル板を画びょうなどで固定し、その上に自身のポスターを貼ってもらう。都選管によると、自身で掲示板を増設する例は過去にないという。

都知事選は国政選挙並みに注目を集めることから、立候補者の数も他の地方選挙と比べ桁違いに多い。すでに過去最多だった前回2020年の22人を大幅に上回っている。

18日時点では、54人が選管の事前審査を終えており、今後さらに候補者が増える可能性がある。掲示板は都内に約1万4千カ所ある。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。