高市早苗経済安全保障担当相が経済安保に関する著書を7月8日に出版する。この日は2022年に死去した安倍晋三元首相の命日。高市氏は9月の自民党総裁選への立候補に意欲を示しており、党内保守派を引き付ける狙いもありそうだ。  著書は「日本の経済安全保障」(飛鳥新社)。高市氏のX(旧ツイッター)投稿によると、5月に成立したセキュリティー・クリアランス(適性評価)制度を導入する「重要経済安全保障情報保護・活用法」やサプライチェーン(供給網)強化に向けた取り組み状況を解説している。  高市氏は6月18日の記者会見で、発売日に関し「いくつかの候補日の中から安倍氏の命日にお願いをした」と明らかにした。


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