森屋宏官房副長官は20日の記者会見で、中国海警局に所属する船舶1隻が沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に侵入をしたと発表した。「国際法違反であり外交ルートを通じて厳重に抗議し、領海から退去するよう強く求めている。誠に遺憾だ」と述べた。

中国の船舶は20日午前8時55分ごろに領海に侵入し、日本漁船1隻に近づく動きをみせた。午前11時15分ごろに領海から退去した。海上保安庁の巡視船が退去を要求した。

森屋氏は「引き続き緊張感を持って尖閣諸島周辺の警戒監視に全力を尽くし、中国側に対しては冷静かつ毅然と対応していく」と語った。

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