静岡県の川勝平太 知事の辞職にともなう知事選には、これまでに元副知事の大村慎一 氏(60)と前浜松市長の鈴木康友 氏(66)の2人が立候補する考えを示しています。静岡県の副知事も務めた大村慎一 氏のこれまでを見ていきたいと思います。
静岡県の副知事も経験した大村氏
静岡県の副知事も務めた大村慎一 氏。政治経験はなく、今回の知事選で初めて選挙戦に挑むことになります。
大村慎一 氏(4月12日):
私の人生をかけて、この県政の立て直しを県民の皆様と共にオール静岡で取り組んでいきたい
大村慎一 氏は静岡市生まれ。元総務省の官僚で2009年に静岡県庁に出向。総務部長を務めたのち、2010年1月から2011年12月まで副知事を務めました。
大村慎一 氏(4月8日):
私が取り組みたいのは「県政の立て直し」、その1点でございます
8日、知事選への立候補の意向を表明すると早速あいさつのため県内各地へ足を運んでいます。
静岡県内の市長と面会
大村慎一 氏(4月9日):
色紙がすごいですね。いっぱいある
三島市・豊岡武士 市長(4月9日):
県会議員の時から付き合いがありまして。新型コロナの間ワクチンの配布について情報提供をしてもらったり、お願いをしたり
副知事退任後は総務省に戻り、新型コロナ対策地方連携統括官も務めた大村氏。
三島市の豊岡武士 市長はその人柄について…
三島市・豊岡武士 市長(4月9日):
人柄も良い方で行動力もあり腰も低くて県議とも真剣に向かい合ってお話をしてくれる方
静岡県の最重要課題ともいえるリニア問題。
大井川の利水協議会の会長も務める島田市の染谷市長とも面会を果たします。
島田市・染谷絹代 市長(4月11日):
我が町の諸課題についてこの町の未来の構想についてお話をし、県と連携をしていくという直接の対話がこれからはとても大事
大村慎一 氏(4月11日):
私の方ではしっかりとまず話を聞かせてもらって、対話をした上でこういった重要な課題、リニアの課題にも取り組んでいきたい
「ワクワクするような県に」
大村慎一 氏(4月14日):
皆様と共に静岡県をもっと豊かで素敵なワクワクする県になるよう一生懸命取り組んでいきたい。そのためには、まずしっかり対話することが重要だと思っています
大村氏は週末、スニーカーにTシャツ姿で初めての街頭演説に。
選挙戦に向けて走り始めました。
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