東京都知事選の候補者ポスター掲示場。左右と下部に都知事選と直接関係がない女性のポスターが計24枚張られていた=東京都江東区で2024年6月20日午後5時40分、三浦研吾撮影(画像の一部を加工しています)

 政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は21日、東京都知事選の選挙ポスター掲示板に同一のポスターが多数張られている問題について、定例記者会見で「非常に大きな問題提起ができた。大成功だと思っている」と述べた。

 立花氏は「(知事選の)供託金はポスター掲示場があることで300万円とも考えられる。ポスター掲示場が無駄だ、無駄だと何回言い続けたことか。秋の臨時国会では掲示場に関する法改正が出てくるだろう」との見解を示した。

 20日に告示された都知事選には過去最多の56人が立候補した。同団体は関連団体を含めて計24人を擁立。都内の候補者ポスター掲示板では、この24人のポスターを張るスペースに、候補者と直接関係ない人の写真や、政治的主張が載った同一のポスターが大量に張られている事例が複数報告されている。【深津誠】

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