上川外相は21日、韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外相と電話で会談し、ロシアと北朝鮮が有事の際の軍事支援を明記した条約を締結したことについて「深刻に憂慮すべきものである」と伝えた。

電話外相会談は21日正午過ぎに約20分間にわたり行われた。

会談では、ロシアのプーチン大統領が24年ぶりに北朝鮮を訪問して行われた露朝首脳会談を含む北朝鮮情勢について意見交換をした。

上川外相からは、ロシアと北朝鮮が有事の際の軍事支援を明記した条約を締結したことについて「日本を取り巻く地域の安全保障に与える影響の観点から深刻に憂慮すべきものである」と述べた。

また、両外相は、北朝鮮への対応などについて、引き続き、日韓、日米韓で緊密に連携することを確認した。

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