岸田総理大臣は21日夜の記者会見で「7月以降もNATOサミットや中央アジア5か国との初の首脳会合など重要な外交日程が続き、緊張感を持って外交、安保政策に取り組んでいく」と強調しました。

政府関係者によりますと、中央アジア5か国との首脳会合は、ことし8月にカザフスタンで行われ、岸田総理大臣と、ウズベキスタンやキルギスなど中央アジア5か国の首脳が出席します。

岸田総理大臣としては、旧ソ連諸国で、今もロシアと結び付きのある各国との間でウクライナ情勢をめぐって意見を交わし、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の重要性を訴える見通しです。

また、これにあわせてモンゴルを訪れることも検討していて、経済分野などで関係強化を図ることにしています。

モンゴルは北朝鮮の友好国であることから、拉致問題をめぐっても協議が行われるものとみられます。

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