静岡県の川勝平太 知事の辞職にともなう知事選には、これまでに元副知事の大村慎一 氏と前浜松市長の鈴木康友 氏の2人が立候補する考えを示しています。
オール静岡を掲げる2人ですが、県の課題にについてどう考えているのでしょうか。
・浜岡原発の再稼働について
大村氏:県民の安全確保が議論のスタート
鈴木氏:原子力規制委の判断を待つ
・リニアについて
大村氏:地元と対話し開業を推進していく
鈴木氏:環境と両立して推進していく
・県が計画している浜松市の野球場について
大村氏:老朽化し新設。地元の声を聞き決断へ
鈴木氏:球場はドーム型。様々な方法でコストダウンをしていきたい
・川勝県政への評価について
大村氏:対立と分断を生んだ。根本的に見直す
鈴木氏:“発信力”は評価している。産業政策が不十分
・自身の強み
大村氏:総務省での実務経験。行政課題への実行力
鈴木氏:浜松市長として行政運営。培ってきた人脈
-一番違いが出そうなのは?
総務省地域力創造アドバイザー(元牧之原市長)
西原茂樹さん:
強みと出身地。静岡市か浜松市かというのが選挙戦になると大きく出てくるかと。他には大村氏は「県政の立て直し」、鈴木氏は「原点に立ち戻る」というように、川勝県政の評価がかなり違います。川勝県政は「ダメだ」と言っているのが大村氏。川勝県政は「良いところもいろいろあったけど、産業政策が不十分だった」と言っているのが鈴木氏。ここがこれからの選挙戦で出てくると思います
2人の立候補予定者の詳しい話を聞いて、短期決戦の中で私たちもしっかりと判断をしていかなければなりません。
知事選は5月26日です。
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