橋下徹氏は、19日の参院本会議で与党の賛成多数により可決・成立した改正政治資金規正法を巡る日本維新の会のゴタゴタを巡って、22日放送の情報番組で日本維新の会の馬場代表ら議員に対し『飲み食い政治のなれの果て』として、強く“ダメ出し”をしました。

この問題は、政治資金規正法の改正案を巡って、日本維新の会が、先月の自民党との党首会談で改正案について合意文書を交わし、6日の衆議院本会議の採決では賛成していましたが、旧文通費(調査研究広報滞在費に改称)について今国会で実現しないことが確実となり、19日の参議院本会議の採決では反対にまわったものです。

これについて22日、関西テレビの「ドっとコネクト」に出演したコメンテーターの橋下徹氏は、日本維新の会の馬場代表に対し、「だまされた、だまされたと言っているが、あまりにも言い訳がましい。(合意)文書になっていないなら、馬場さんがきちんと岸田総理に確認すれば良かっただけだ」と述べました。

また今回、自身が中心となり結党した日本維新の会の“ドタバタ劇”について、「今の維新の国会議員は経験不足、中心メンバーはほとんどが行政の経験がない」とした上で、「昭和の時代は政治家が飲み食いしながらハナシを決めていた。それをやめようと(僕たちは)維新をつくった…しかし、馬場さんはじめ今の維新の国会議員の中心メンバーは、永田町で自民党の首相、幹事長や自民の大物政治家と飲み食いする中で(自分たちが)偉くなったような気になっているのではないか」と述べ、『飲み食い政治のなれの果て』だと厳しく、現在の日本維新の会を批判しました。

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