地方自治法が公布

1947(昭和22)年 地方自治法公布。5月3日、新憲法と同時に施行。戦前、地方行財政や警察組織、土木・衛生事務も含め幅広く地方を掌握していた内務省を解体し、地方自治体の自主性・自立性を強化。地方住民の政治参加の権利を保障し、住民の直接投票で知事を選ぶようになった。地方議会の地位・権限が強化されたほか、議会の議決を経て、条例を制定できることになった。

関連記事

  • 大阪都構想は何を提起しようとしたのか : 大都市制度を考える
  • 政令指定都市は全部で20 : 最大は横浜372万人、最小は静岡70万人
  • 「都」「道」「府」「県」― 呼び名が違うのはなぜ? : 東京都が「特別」な理由

その他の出来事

明治政府が初の博覧会

1872年(旧暦:明治5年3月10日) 文部省博物局が東京の湯島聖堂・大成殿(孔子廟=びょう)で明治政府による初の博覧会を開催。翌年のウィーン万国博覧会の参加準備も兼ね、広く全国に出品を呼びかけ収集した。展示品は御物(皇室の所蔵品)をはじめ絵画、さんご細工、金工品、動物の剥製・骨格標本など600件強。これが東京国立博物館(東博)の前身となる。82(明治15)年に上野公園の現在と同じ場所に恒久施設として東博が開設された。

関連記事

  • 『昌平橋聖堂神田川』:浮世写真家 喜千也の「名所江戸百景」第67回

下関条約調印

関連記事

  • 始まりの場所――下関紀行

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。