岡山県の伊原木知事と香川県の池田知事は6月24日、全国知事会の会合に出席し、東京一極集中の是正と人口減少対策に関する国への提言案について議論しました。

24日に開かれたオンラインの会合で議論されたものです。提言案では2023年の1年間に生まれた赤ちゃんの数が過去最少を更新し、大都市圏への人口の流れが新型コロナウイルスの収束後に再び加速している現状は見過ごせないとして、有効な人口減少対策の実現と、企業の本社機能や大学を地方に分散させることなどを求めていくとしています。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「1つの地域に人口が集中してしまっている。政治・経済・文化その他の機能が 1つの地域に集中している国は珍しい。他の先進国を参考にしながら、次の時代の地域づくりを考えるべき」

提言案は今後まとめられ、8月に福井県で開かれる全国知事会議で採択されます。

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