■パワハラ行為など告発の県幹部 懲戒処分
兵庫県の斎藤知事のパワハラなどの疑惑が告発された問題で、知事はハラスメント研修を受ける考えを示しました。
ことし3月、斎藤知事のパワハラ行為などを告発する文書を配布した幹部職員(60)について、県は内部調査で「核心的な部分が”事実無根”」として職員を懲戒処分としました。
■20m歩かされ叱責の知事 パワハラ疑惑調査する「百条委」半世紀ぶりに設置決定
文書では、知事が出張先で20メートルほど歩かされただけで職員らを叱責したなどと書かれていますが、これまで斎藤知事は「必要な範囲の指導」だったと説明しています。
しかし、一部の県議から「内部調査は信用できない」といった声が上がり、強い調査権を持つ「百条委員会」の設置が県議会で51年ぶりに決定しました。
■「知事になってハラスメント研修を受けていない」受講を決断
知事はこれまでに、パワハラなどの疑惑について否定していますが、26日の定例会見で、今後ハラスメント研修を受講する考えを示しました。
【兵庫県 斎藤元彦知事】「(ハラスメント研修)を受けたことがないのではないかという指摘を頂いた。確かに知事になってから受けてないので、受ける必要があるかなと感じた」
27日は百条委員会の2回目の会合が予定されています。
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