JR鹿児島中央駅西口の県工業試験場跡地の利活用を検討する1回目の委員会が26日開催されました。

鹿児島市のJR鹿児島中央駅西口の県が所有する県工業試験場跡地は、敷地面積約9600平方メートルで現在、JR九州に貸し出されていて、駐車場として利用されています。

26日の委員会は、この跡地について今後、どう利用していくか検討するために県が設置したもので、地元町内会、学識経験者、経済団体などの関係者が出席しました。

委員会では、事務局の県が現在の跡地周辺の状況や他県の開発事例などを説明しました。

JR鹿児島中央駅の西口周辺の開発をめぐっては、周辺の土地を所有する県とJR九州、日本郵政、鹿児島市が2006年に連絡会を設置し、一体的な開発を目指して、2023年まで20回話し合いを行ってきました。

連絡会で合意した基本的な考え方のもと、現在、JR九州の敷地は、ビルとマンション、日本郵政の敷地もマンションの建設が進められています。

県工業試験場跡地については、一時、新たな総合体育館の候補地となりましたが、その後、除外されています。

委員会では今後、活用方法の方向性をとりまとめたい考えです。

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