外務省の小林麻紀外務報道官は26日の記者会見で、在沖縄米兵が少女への不同意性交などの罪で起訴された事実を外務省が沖縄県に連絡していなかったことについて、警察側の判断に準じたとの認識を示した。

「事件に関する情報伝達は、捜査機関の活動内容に関わる事柄で答えるのは差し控える。外務省として警察当局の判断を前提に対応している」と述べた。

同時に「被害者のプライバシーに関わる事案については慎重な対応が求められる」と説明した。

岡野正敬外務次官は、起訴された3月にエマニュエル駐日米大使に再発防止の徹底を申し入れていた。沖縄県の玉城デニー知事によると、今月25日に問い合わせるまで外務省から県への連絡はなかった。〔共同〕

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