生活習慣病の予防につながる特定健診で、血管年齢を測る協定を東温市と愛媛大学医学部などが結びました。特定健診の受診率のアップを目指します。27日に発表されました。

協定を結んだのは東温市と愛媛大学、東京の医療機器メーカー「フクダ電子」です。

この協定は特定健診の中でフクダ電子の装置を使って血管年齢を測り、生活習慣の改善への市民の意識を高めることなどを目的にしています。

愛媛大学医学部によりますと愛媛県は心疾患の死亡率が全国で2位。原因として動脈が固くなる動脈硬化があげられていて、血管年齢の測定で動脈硬化の進行の度合いを知ることは健康管理のために有効な手段としています。

また特定健診の受診率が低いことが問題になっていて、東温市の加藤章市長は「健康を守っていくためには市民が積極的に健康管理することが必要」とし、この取り組みへの大いな期待を示しました。

この血管年齢の測定は、東温市の総合保健福祉センターと川内健康センターの特定健診で、7月4日から受けることができます。

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