佐賀空港へのオスプレイ配備計画をめぐり目達原駐屯地の部隊が佐賀市に移ることを受け、吉野ヶ里町の伊東町長は3日、防衛副大臣に“新たな部隊の配置”などを要望しました。
佐賀空港の西側で建設が進む新しい駐屯地には、オスプレイ17機のほか吉野ヶ里町の目達原駐屯地からヘリコプター約50機と数百人の隊員が移る予定です。
3日は吉野ヶ里町の伊東健吾町長が防衛省を訪れ、人口が減少する影響の緩和などを要望しました。
【吉野ヶ里町 伊東健吾町長】
「2項目についてお願いしている。1つは交付金。もう1つは基地周辺の民生安定事業のお願い」
要望では、「交付金の増額」や「目達原駐屯地への新たな部隊の配置」などを求めています。
一方、防衛省の鬼木副大臣は「町と意思疎通を密にしながら適切に対応していきたい」と応じていました。
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