普天間基地の名護市・辺野古への移設工事を巡り、沖縄防衛局は7月4日、大浦湾に新たな護岸を整備するためのくい打ち試験に着手しました。

▽與古田遼記者:
「午前9時50分です。今大浦湾に試験用の杭がゆっくりと打ち込まれました」

普天間基地の移設計画を巡り、名護市の大浦湾では8月1日から新たな護岸の整備が始まる予定で7月4日午前、この工事に向けた試験作業として鋼管杭が1本打ち込まれした。

県は「杭打ち試験は本工事の着手にあたる」として、7月3日玉城知事が鬼木防衛副大臣らに対し、埋め立て承認の留意事項である事前協議が整うまで工事を行わないよう求めていました。一方、防衛省は「試験作業は協議の対象ではない」として県の要請には応じない姿勢です。

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