アフガニスタンの麻薬対策支援で、無償資金協力の合意文書に署名した上川外相(右)と国連薬物犯罪事務所のワーリー事務局長(4日午後、外務省)=共同

上川陽子外相は4日、国連薬物犯罪事務所(UNODC)のワーリー事務局長と外務省で会談した。アフガニスタンの麻薬対策支援で約15億1千万円の無償資金協力を実施する合意文書に署名した。アヘンの原料となるケシの代替作物の栽培促進や薬物中毒者の治療施設改修などに充てる。

署名式で上川氏は「アフガニスタンの違法薬物の需給を抑制する上で極めて重要だ」と意義を強調した。政府はUNODCとの間で、法の支配推進やルールに基づく海洋秩序の維持・強化に向けた協力文書も近く取りまとめる。〔共同〕

政治・外交 最新情報はこちら

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。