岩手県議会6月定例会は7月4日、2024年2月の自然災害の復旧経費などを盛り込んだ総額20億円の補正予算案などを可決して閉会しました。

4日の最終本会議では冒頭各議案の審査を付託されていた5つの常任委員会から審議結果が報告されました。

その後の採決では5月の豚熱発生に伴う防疫措置のため、議会の承認を経ず「専決処分」で決定されていた5億5000万円の補正予算の承認を求める議案や、総額20億円の補正予算案など14の議案が可決されました。

補正予算案には2024年2月の強風や大雪で被害を受けた農業・水産業の復旧経費として17億4500万円、能登半島地震に伴う職員派遣の経費2000万円などが盛り込まれています。

このほか選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書など13の発議案を可決して閉会しました。

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