■政治資金パーティー「入金のみ」案内状で謝罪

自民党 田畑裕明衆院議員(51)
「心よりおわびを申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」

 先月、田畑議員が開催予定だった政治資金パーティーの案内状。そこには「入金のみ」の項目が設定されています。

 これが政治資金規正法が禁じる「政治家個人への寄付」にあたる恐れがあるとして、国会でも問題となっていたのです。

 この問題に対し、岸田文雄総理はこのように話しました。

岸田総理大臣
「まずは議員本人が適切に説明責任を果たすことが重要」

 田畑議員は先月26日、報道陣に対し「違法性はない」と主張。しかしその3日後、一転して謝罪しましたが、詳細な説明はしていませんでした。

 5日ようやく開いた会見で、これまでに「入金のみ」の項目がある案内状のパーティーを2022年から7回開いていたことを明かした田畑議員。その理由については…。

田畑衆院議員
「会場に来られない方の中にも国政報告の内容を知りたいという支援者もいた。そのような方に対して後日資料を届けたいと考え、入金のみとの記載をしたもの」

 国政報告資料を送るケースもあるため、寄付だけを求める趣旨ではないと説明しました。

 政治とカネが問題となっている今の時期に、政治資金パーティーを開こうとした理由については、このように述べました。

田畑衆院議員
「(Q.どうしてこのパーティーを開催しようと?)なぜもっと思慮深く、謙虚な判断ができなかったのかということに尽きる」
「(Q.計画をした理由を伺いたいのだが?)未熟な判断であったと」
「(Q.動機を知りたいんですよ?)政治家としての未熟さが」

 自分が「未熟だった」「謙虚さが足りなかった」などという回答を繰り返しました。

(「グッド!モーニング」2024年7月6日放送分より)

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