東京都知事選で落選が確実となった人工知能(AI)エンジニアの安野貴博さん(33)は7日午後8時10分ごろ、JR神田駅近くの貸しスペースで、選挙結果を「本当に意味のある成果だった」と振り返った。

選挙戦を振り返る安野貴博氏

 敗因としては「知名度が最後まで足りず、準備期間が1カ月しかなかった」と分析した一方で、「具体的な政策の話をすることで無名の人物でもここまで得票できる」と手応えを語った。  今後については、今回選挙戦で用いたシステムを誰でも使用できるように公開するといい、「どういった反応があるかを総合的に踏まえて決める。政治に関わる可能性もある」とした。(松島京太) 

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