東京都議の補欠選挙が7日投開票された。8日午前1時時点で全9選挙区(いずれも被選挙数1)の当落が判明。裏金事件による逆風を受ける自民党は、2選挙区で当選したが、6選挙区で落選が決まった。

 自民は8選挙区で候補を擁立。このうち、裏金事件で処分を受けた萩生田光一前政調会長の地元・八王子市では、同党新顔が諸派元職に敗れた。萩生田氏は7日深夜、同市内で支援者に「自民党に対する逆風があり、原因を作った一人として、おわびからの選挙でしたが、差を縮めることが出来ませんでした」と陳謝した。

 補選は、都議の死去などに伴う。欠員が生じる前の議席数は、自民5、地域政党・都民ファーストの会2、無所属2だった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。