環境省の職員が水俣病被害者団体側の発言を制止した、いわゆる「マイクオフ問題」をめぐり、伊藤環境相と団体側との再懇談が、熊本・水俣市で始まりました。

この問題は5月1日、水俣市で開かれた環境大臣と水俣病被害者団体との懇談の席で、環境省の職員が団体側のマイクをオフにして発言を制止したものです。

再懇談は8日から3日間の日程で行われ、冒頭、伊藤環境相はあらためて「マイクオフ問題」を巡り謝罪しました。

伊藤環境相は、水俣病の公式確認のきっかけとなった小児性患者、「1号患者」の田中実子さんや、胎児性患者などとも面会し、意見交換を行う予定です。

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