立憲民主党代表選について語る小沢一郎衆院議員=9日午後、国会
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は9日、次期衆院選での政権交代に向けて泉健太代表に退陣を求めた。記者団に「野党の共闘態勢を構築できる体制に変えなければ駄目だ。泉氏なら沈没だ」と述べた。泉氏の任期満了に伴う9月の代表選に擁立を目指す考えも重ねて示した。 執行部を一新しなければ「国民民主党や日本維新の会と話ができない」と強調。泉氏に対し「良くも悪くもぴしっとした自己主張、信念を持たなければいけない」と注文を付けた。代表選で推す候補者は「まだ白紙だ」とした。 小沢氏は2021年の党代表選で、自身のグループを挙げて泉氏を支援した。その後、自身の処遇を巡り泉氏と距離が生じたとされる。
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