NATO(北大西洋条約機構)の首脳会議に出席するため、岸田首相はアメリカに到着し、バイデン大統領夫妻主催の夕食会に出席しました。
現地から同行する、フジテレビ政治部・門脇功樹記者が中継でお伝えします。
ホワイトハウスで行われた夕食会には、ウクライナ支援などで結束を強めるNATO首脳らとともに、岸田首相も先ほどまで夕食を共にしました。
夕食会前に行われたホワイトハウスでの行事では、岸田首相がゼレンスキー大統領と会話を交わす場面も見られました。
アメリカ・バイデン大統領:
NATOにとって、私たちの近隣諸国に対して、私たちが今後何年にもわたって、より強く、より緊密になり続けますように。
これに先立ち岸田首相は、同じくワシントンを訪れている韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と会談しました。
会談で岸田首相は、6月のロシアと北朝鮮の首脳会談について「地域の安全保障に与える影響は深刻で憂慮すべきだ」との考えを示し、尹錫悦大統領とアメリカを含む日米韓の緊密な連携が重要だと確認しました。
岸田首相は日本時間11日夜、NATOの首脳会議に出席しますが、政府関係者によりますと「ヨーロッパとインド太平洋の安全保障は不可分だ」との立場を強く打ち出す考えです。
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