嘉手納基地で4月19日に実施するパラシュート降下訓練について米軍は「伊江島の飛行場のみに頼っていては条約の義務を果せない」として、日米合意で例外とされる嘉手納基地での訓練の必要性を強調しました。
米軍は4月19日午後1時半から3時半にかけて、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を予定していて、実施されれば5か月連続となります。
訓練についてアメリカ軍は沖縄テレビの取材に対し、日米間の協議で伊江島補助飛行場が訓練に適さない場合、嘉手納基地が代替地とされている」とした上で「伊江島の飛行場のみに頼っていては条約の義務を果たせないとして、即応性を確保するため嘉手納基地での訓練が必要だ」と強調しました。
例外とされる訓練が繰り返されることに玉城知事は次のように述べました。
玉城知事
「県民が不安に思う住宅地に近い場所での訓練の実施についてはできるだけ自粛をして頂けないかという事をこれまでもこれからも申し入れていきたいと思います。」
玉城知事は国に対し、伊江島補助飛行場の整備を一日も早く行うことや県外を含めた訓練の適地を探るよう求めています。
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