両氏の会談は、12日夜、東京都内の料理店で食事をともにしながら、およそ2時間行われました。

自民党麻生派の幹部を務める鈴木氏は、同じ派閥の河野氏と岸田総理大臣らが争った前回・3年前の党の総裁選挙では、岸田総理大臣を支持しました。

関係者によりますと、会談で河野氏は、前回の経緯も踏まえ、ことし9月までに行われる総裁選挙への対応をめぐって意見を交わしたものとみられます。

河野氏は、先月下旬には麻生副総裁と会談し、周辺からは総裁選挙への立候補の意欲を伝えたのではないかとの見方が出ています。

また先月の記者会見では「立候補の意欲は初当選時の28年前から申し上げている。今は大臣として職務をしっかりまっとうすることが現時点での最優先だ」と述べるなどしています。

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