東京都知事選で候補者に関係がないポスターが大量に貼られ混乱したことをめぐり、福岡県の服部知事は16日、「選挙制度を見直す必要がある」との認識を示しました。

◆福岡県 服部誠太郎 知事
「選挙や政治と関係のないことは何らかの規制をかけるなど、選挙制度を見直す必要があるのでは」

7月に行われた東京都知事選挙では特定の党が多数の候補者を擁立し、立候補していない人でも寄付をすれば自由にポスターを貼れる権利を与えたため、候補者と関係のないポスターが貼られるケースが相次ぎました。

これについて服部知事は「民主主義の根幹をなす選挙制度を揺るがす許されない行為」とした上で、制度の見直しが必要との認識を示しました。

また、来年4月に任期満了を迎える自身の進退については「県民に混乱や不安を引き起こすことのないようにしたい」と述べるにとどまりました。

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