東京地検特捜部は秘書を通じて、自分名義の香典を選挙区の有権者に渡していた疑いが浮上している、堀井学衆院議員の事務所に家宅捜索に入りました。

 7月18日午前10時45分ごろ、東京地検特捜部の係官が登別市の堀井議員の事務所に入りました。

 特捜部は東京の関係先も家宅捜索しています。

 関係者によりますと、堀井議員は秘書に指示し、1万円から数万円が入った自分の名前を書いた香典を自身の選挙区の有権者に渡していた疑いが浮上しています。

 公職選挙法では、議員本人が出席した場合を除き、有権者への香典は寄付行為として禁止されています。

 堀井議員は安倍派の裏金事件で、約2200万円の収支報告書への不記載があった責任を取り、次の衆院選には出馬しないと表明しています。

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