NATOの加盟国であるフランス・ドイツ・スペインの3カ国の戦闘機が19日、初めて一度に日本に展開し、航空自衛隊と共同訓練が行われました。

北朝鮮とロシアは事前に激しく反発していました。

日本に展開したのは、フランス空軍のラファール戦闘機や、ドイツ空軍とスペイン空軍のユーロファイター・タイフーン戦闘機、輸送機、空中給油機あわせて30機あまりで、航空自衛隊のFー15やFー2と共に、周辺空域で共同訓練が実施されました。

岸田首相は今月上旬に出席したNATO首脳会議では、自衛隊とNATOの共同訓練の実施などを表明していて、防衛省は今回の共同訓練は「自由で開かれたインド太平洋」の実現のための防衛協力の更なる深化を図るものとしています。

これに対して北朝鮮とロシアは警戒心を強めていて、事前に激しく反発し、大使館などを通じ抗議していました。

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