自民党・茂木敏充幹事長(発言録)
米国の大統領選が今後どう動いていくか。
当面の焦点は、民主党のバイデン大統領だ。民主党内で、撤退をすすめる人が大勢を占めるようになり、場合によっては今週末、週明けにも態度を決めるのではないか。
直近の世論調査を見ると、共和党大会があり、そこでトランプ前大統領は米国の結束を強く訴えかける力強いスピーチをした。そして接戦州全てでトランプ氏がリードを広げている。
もちろん確たる結果は今の段階で言えないが、現状はどうかというと、「ほぼトラ」から「確トラ」に近くなってきている。これが今の米国の状況ではないか。
仮にトランプ大統領が再び生まれたとしても、日米の二国間問題はうまく対応できると思っている。私が担当した日米貿易交渉のときもそうだったが、まずはトランプ大統領が何に関心を持っているのかを分析し、正しく理解することが必要だ。その上で、ウィンウィンの合意に持っていくことが重要ではないか。それは十分、私はできると思っている。これまでの積み重ねが日米にはある。(新潟県長岡市での講演で)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。