兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などをめぐり、公益通報を受けた担当部署が、県にハラスメント研修など、是正措置を求める方向で検討していることがわかりました。

元西播磨県民局長(60)は、ことし3月、斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を配布し、ことし4月には、県の公益通報窓口にも通報していました。

公益通報受けた担当部署は、一部、強く叱責された職員を確認するも、パワハラの確証は得られていないということです。

一方で、ハラスメント研修の充実や、贈答品を受け取る基準の明確化など、是正措置を講じるよう、県に求める方向で検討しているということです。

県は告発文について“事実無根”として元局長を懲戒処分していますが、公益通報後の処分について妥当性が問われていて、引き続き調査が進められています。

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